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先輩甲州びとに聞いてみました。

矢野貴士さん

 

農業

甲州市勝沼町在住
移住前地域 福岡県(出身 熊本県)

 

甲州市の暮らしには何があるの

「今年でぶどうの収穫3年目を迎えました。」と笑顔で語ってくれた矢野貴士さん。

勝沼へ移住する前、福岡県内のホテル(レストラン)に勤務していた際に日本の食文化に触れ、ワインに興味を持つようになりました。ワイン
の原料となる醸造用ぶどうで最も古い歴史があり、地場品種の“甲州種” 発祥の地でぶどうを作りたいと思い、勝沼への移住を決意したそうです。「思い立ったら即行動!」そんな性格の矢野さんは、わずか3か月後にはここ勝沼の地へ移住していました。
Made in 勝沼が織りなすストーリー
農業に付き物の天候不順に加え、年1回の収穫しかできないぶどうの特性に矢野さんは苦労しているようです。「ホテルマンだったらどんな天候でも収入があったんですけどね(笑)。」と矢野さん。しかし、苦労が多い分、雇われていた頃には味わったことのない充実感があると言います。「手をかけたらかけた分だけ良いことも、悪いことも返ってきます。それがやりがいに通じているのだと思います。」
原料のぶどうが最終的に行き着く先のレストランで働いていた矢野さんであるからこそ、美味しいワインを作るための醸造用ぶどうの栽培にこだわりを持っています。「勝沼で作られた地場品種のぶどうを、その土地で暮らす人間が仕込みワインにするというストーリーは、ここでしかできないことです。その工程を経てできたワインだからこそ価値があり、誇りを感じています。」と矢野さんは語ります。矢野さんが作る今年のぶどうはどんなワインになるのでしょうか

 

 

 

 

 

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